多年度でもモチベーション維持できるコツ
診断士資格取得に、よく丸7年間の期間、途中、離れはするものの、あきらめずにトライし続けたものだな、と自身を振り返り、「自分は運がいい人間である」、「うまくいく人間である」と、思いこむことができる性格をしていて、それが起因しているものだ、と気づきました。
小さいころから、自分は運がいいと、なんとなく思えていて、さらにその思っていることで、遠回りをいつもしながらも、やめたり再開したり、コツコツと、物事やったり、やらなかったりしてきました。
運がいいと、なぜか思えて、ベストな状態になることができなくても、なんとなく、努力をしたり、しなかったり、ただし長く見ると努力を継続することができると、幸運に見舞われるものだと思います。
就職氷河期世代で、新卒就職に失敗していてブラック企業で苦しんだとしても、7年かけて中小企業診断士を取得し、結果、コンサルとは関係ないですが、40代で転職もうまくいっており、この「自分は運がいいと思えること」が、おそらく多年度受験を乗り越え、キャリアアップにつながる資質だったと思ってます。
参考書籍
運のいい人の法則
作者名 :リチャード・ワイズマン博士 / 矢羽野薫
いくつか、ポイントがあったのですが、関連する点としては以下の3点
①運のいい人は自分の将来に期待している
②運のいい人は不運を幸運に変える
③運のいい人は壁にぶつかっても諦めずに行動する
という点があって、これが大事だったな、と振り返り、また、この特性が、人生の他の事でもよい作用をもたらしてくれているのではないかと思います。
①資格を取得することで、自身の将来が拓ける気がする。
ここは、元々のメンタリティなものもあるかもしれませんし、子供のころの成功体験とかもあるかもしれません。大学受験では、自分の中では、失敗した、というよりは成功していないと思ってますが、高校受験の時は、成功していたので、そういった原体験があるかもしれません。
②人間万事塞翁が馬的に、中小企業診断士になることに時間がかかることを、自分のプラスに転化する
1次試験、3回も通過しなくてはならない、2次試験 5回も、6回もうけなくてはならない、さらに受かるかもわからない、という不運な面がありましたが、
じっくりと勉強を繰り返すことで、診断士資格の勉強というよりは、もっと広く、抽象的な思考法とかフレームづくりの洗練、訓練ができたことで、よりよい仕事に出会う素地に変えられた点が幸運でした
③あきらめずに、正しい対応法を探す
私は時間をかけ過ぎてしまいました。7年も中小企業診断士の資格取得をしようとしていると、初期よりもあきらかに、勉強時間も減っていて、仕事やプライベートに、どんどん時間をつかうこととなっていきました。
結果、あきらめるというよりも、そういった日常に埋もれていってしまって、資格取得がいつのまにかうやむやになってしまうのではないか、という懸念はいつもありました。
ただ、徐々に割く時間は減っては行きましたが、そんな割ける時間が減ったとしても、あきらめずに、工夫して、2次試験不通過の原因について、分析、対策を練って、次回の中小企業診断士の2次試験に備える、というのを愚直におこなうことで、結果、正しい方法を自分なりに見つけることができ、現在に至ります。
ここでの学びは、過度に資格取得に対して、期待しすぎたり、気持ちを集中させすぎたりせず、人生の他の物事に対しても、しっかり向き合う、ということだったのかと思っています。