中小企業診断士資格取得 多年度受験 前半考察(0~3年目)

3年目

29~32歳ころまでの、受験0年目~3年目、中小企業診断士試験・多年度受験の振り返りなのですが、いくつかの点で、こうしておけばよかったな、という点あります。結果論ではありますが、もし、再度、30歳ころから中小企業診断士試験を受ける場合は、多分、以下のようなことをちゃんとやりたいと思っています。

中小企業診断士資格は、必要なのかを改めて、再確認

0年目は、右も左もわからず、受験の世界に足を踏み入れたばかりなので、何もわからないと思うのですが、1年目、2年目とすぎると、勉強を一緒にしていた周りの中から、中小企業診断士の資格を取る人たちもちらほら出てきます。そのネットワークを活用しない手はないと思います。

その人たちに、お願いして情報収集をしたり、またほかの先輩診断士の方を紹介していただいたり、改めて、1年目、2年目ごとに、将来思い描く中小企業診断士としての、活動スタイルや、中期的なビジョンの再確認の参考に、ヒアリングすべきかと思います。

私はというと、人とのコミュニケーション、ライトにとっていく分には得意とするのですが、長く関係性を維持、立ち入って関係性構築するのが苦手で、とても気を使ってしまうので、上記のようなお願いをするのは、心理的なハードルが高くて、あまりうまくやれてませんでした。ですが、できればやったほうが良いです。モチベーションの維持やキャリア形成のためです。

私は、3年目は中断してもよかったかもと思っていますが、2次試験のみを残すのみだったので、やらない手はなかったと思います。

年度ごとに、方針の見直し

私の場合、2年目終わってから3年目にかけて、転職を2回しています。その環境の変化は、生活リズムにとって、とても影響が大きいものでした。ですが、その環境の変化については何も考えず、ただ、空いている時間を利用して、勉強をしておりましたが、明らかに勉強時間を取ることが難しくなっていました。

勉強時間が取れないのであれば、その少ない時間をどのように活用するのかを、しっかり、計画すればよかったと思っています。多分、2次の事例演習を中途半端にやるより、財務会計を仕上げるのに、注力すべきだったかもしれせん。

2次試験対策、自分にあった回答の仕方を探す

これが、とても大事だったと思います。今はわかるのですが、自分にあった、2次試験の回答フレームを用意するのがとても大事です。これできていないと、2次試験を5回も、6回も受けるリスクを抱えることになります。

7年目は、自分でも納得できるフレームを身につけられたと思っています。事例文や、設問みれば、全体的な回答の方向性と、それぞれの使うべき論点をイメージできるような気がします。

今は、だいぶ鈍りましたが、多分、今事例Ⅰ、Ⅱ、Ⅲやっても、必要知識を再度入れなおせば、ある程度の精度の回答再現できるのではないかと思ってます。(ほんとかは機会あれば、最近の事例といてみます)

試験対策勉強サークルや、予備校など、2次試験対策をしっかりと、かつ、有効な手段として、提供している団体は数多くあります。私も、いろいろな活動に少し顔を出させていただいて、それらの勉強会のエッセンスを取り入れようといろいろと試みました。

ですが、これ、診断士試験だけの話ではなくて、その人個人の、勉強のスタイルや暗記やフレームつくり、勉強における経験則などに応じた、自身にあったスタイルがあるのではないかと思います。

回答の頻出フレーズ集を用意していたり、事例問題文の中から、回答のほとんどを作り出したり、自身の知識の中から組み合わせたり、いくつもの回答するための方法がありますが、なんかよさそうだから、取り入れてみよう、みたいにして、やってみてもうまく合わないものが結構ある気がします。私は、頻出フレーズ集を誰かのものをリバイスして利用しようとしてみても、意味がなかったような気がしました。

高校、大学受験などで、受験対策、それぞれの方法あったかと思いますが、それらの経験が大きいのではないかと思います。私は、根本の部分が理解できていないと、いろんなフレーズ用意したところで、頭に入っておらず、使えないのです。多分頭のいいひとは、フレーズから逆に根本をイメージしていけるのかもしれません。

2次試験対策の方法があっているか、あっていないかの確認

これは、自分で取り入れたものをある程度蓄積していって、演習や回答を第三者にチェックしてもらうのがいいのだと思います。通信講座や通学の予備校あるので、そういったカリキュラムを利用すべきです。

ただ、評価の基準がわかりにくかったりするので、参考にする程度でいいのかもしれません。
あるスタイルを身に着けたらそれを基準に、自分なりの回答フレームを作っていき、適宜予備校の模擬試験などを受けて、仕上がり具合を確かめていくのだと思います。